日P新潟大会 第6分科会 佐渡市両津文化会館

環境教育 自然環境を生かす教育への参画
〜子どもたちの心豊かな未来を求めて〜
登山家 冒険家 (株)モンベル代表取締役会長 辰野 勇 氏の講演
「子どもたちの豊かな未来への環境教育〜夢と冒険 野遊びのススメ〜」
43年前に大阪で立ち上げた「モンベル」の
創業までに至った経緯を交えながらお話をお聴きしました。
16歳の時にアイガー北壁に憧れ
いつかアイガー北壁に登りたい!
そんな夢を抱いて
1969年に21歳のときに友人と2人で登頂されました。
その時にタイヘン危険なおもいをされ、もう山登りは懲り懲りと思ったが
アイガー北壁を登頂されたその時
遠くにマッターホルンの山頂を見たことで
今度は、あのマッターホルンに登ってみたい!!と思い懲りもせずに登頂されたそうです。
その後も黒部川の源流をカヌーで日本海までくだる冒険では
川の途中の大きな滝をイケるかイケないか決断しながら命がけで行動されたそうです。
人は、なぜそうまでして冒険をするのか!
WHY Human be Take a Risk?
0.3%の「冒険者」が安全で快適な空間を作ってきたと言われているそうです。
チンパンジーは冒険しない
人間とチンパンジーの差は
「まだ見ぬ物を見たいという好奇心」
集中力・持続力・判断力
これら3つの力を身につけるのが「勉強」
さらに、それら3つの力に加えて大切な力が
「決断力」
辰野氏は上記の力を
山登りや川下りという冒険を通して身につけたそうです。
詳細は辰野氏が書かれた「モンベル七つの決断」という本にあるそうです😂
今、モンベルではモンベルの会員から募ったファンドによって冒険、災害支援、農業支援、林業支援、障害者支援をされています。
最後に、あらためて集中力・持続力・判断力そして決断力を養える「環境教育」を子どもたちに施して欲しいと話されました。
・実践発表
「佐渡における環境教育とPTAの役割」
新潟県佐渡市小中学校PTA連合会副会長 中村友子氏
・パネルディスカッション
大自然に恵まれた佐渡島ですが
都会と同じように佐渡の子どもたちも
テレビゲームやSNSなどに親しみ
自然と触れ合うことも少なくなっているという
以上のことをふまえてのディスカッションにて…
●環境によって人体も変化する
 自然に触れることで手や足の裏の皮が厚くなる(丈夫になる)
 外でも裸足になって過ごさせて欲しい
  
●大人である私たちにできることってなんだろう?
子どもを黙って見守って放っておくこと